ハナ姉ちゃん 通院中。
ハナ姉ちゃんは病院がよいです。
ふとしたことから発見された、ハナ姉ちゃんの血尿。
大ボスは、あまり深刻に考えない。
ワタシは大騒ぎ。
ティッシュにとって主治医のM先生に診てもらうと、先生の表情も一変。
『エコーを撮りましょう』
が、残念ながら、おしっこをしたばかりで、膀胱が小さくなっていたので、思う通りに取れず、翌日、クルマから、駐車場の砂利の上にハナをおろさず、大ボスが抱っこしたままエコーの部屋へ直行。
「んんんんんんんんんん・・・・・・・・・・・」
先生、しばらく無言。でも、モニターに映ったいや~な影が、素人の私たちにもわかる。
ミッキーマウスの頭のようなものが、膀胱の中にくっきりと。
『幸いなことに、頭側にできているので、手術で取ろうと思えば取れます。
尿の出口に近い方だと、とりたくても取れないことああります。
厚くなっている部分も怪しいので、半分以上、とることになると思います。』
手術…。 麻酔・・・。 入院…。 後遺症…。
なんといっても、ハナは14歳と半年。
人間にすると72歳くらい?
一番怖いのは麻酔のリスク。幸い、心臓は強い方だといわれてはいるけれど。
入院は5日間くらい。我慢できるかなぁ。
後遺症は膀胱が小さくなるために頻尿になったり、膀胱炎をおこしやすくなったりするとのこと。
また、それ以上に、ヨウとの『ガウガウごっこ』ができるまで、どれくらい時間がかかるんだろう…。
もっとハナが若かったら、迷わず手術をお願いしていたと思うのですが、体への大きな負担と、ハナが、ハナらしく生活をするには…と考えたときに、投薬治療でなんとか進行を遅らせることができるのなら、それで様子を見ようと、話し合いました。
血尿は、まったく目に見えないときと、うっす~いピンクのときと、ティースプーン1杯分くらいの赤いものが含まれてるときと…いろいろです。
とりあえず、腫瘍の大きさは変わっていないようなので、このまま、投薬治療を続けます。
膀胱の中のがん。
これから、どう暮らしていったらいいのか。
ハナはどういうふうに生きたいんだろう。
ハナが人間語を話せたら…。なんて言うだろう。
とりあえず、『今までのように暮らすこと』を優先することにしました。
いつまた、心が揺らぐかわかりませんが…。
病院では、エコーで様子を見るだけで、なにも痛いことをされないので、ハナ姉ちゃんはドライブ気分みたいです。
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